水を使う知恵と工夫

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高島市の西部には森林が広がっており、陸地面積の72%を占めています。 また、高島市は年間を通して降雨量・降雪量が多く、広大な山々が 大量の雨や雪を自然のダムとして溜め込みます。 そして、川から琵琶湖に水を供給すると同時に、里に湧き水となって湧き出します。 これは、六甲山と灘のまちとの関係に似ており、醸造業が生まれ、発酵食品文化が育ちました。

また、暮らしの中で、こうした湧き水や、琵琶湖の水を利用する為の知恵やルールも たくさん生まれました。

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例えば、マキノ町海津集落には、琵琶湖で洗い物をする為に2mほどの「木の橋」が使われていますし、ここでは琵琶湖岸から2筋、3筋入ったところでは、琵琶湖まで洗い物を運ぶのが大変であることから「イケ」と呼ばれる共同の洗い場を隣組で管理してきました。

新旭町針江集落の川端(かばた)では、湧き水が次々と各家の中を順送りで通り抜けて行くなかで、米を洗ったり、鍋を洗ったり、そして鯉に残りかすを食べさせて、水をきれいにしてから下流の家に流す仕組みが、今も使われています。

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また、朽木市場や大溝(高島地域勝野)では、一旦 湧き水を桶状のもので受け止めて、それを複数の竹筒(現在は塩ビパイプを使用)に流して隣組の家々に引き込む仕組み(朽木では「立樋」、高島では「殿様の水/古式水道」という)が利用されてきました。

その他にも、分部藩時代の大溝の町では、防火と洗い水の確保の為に、町中の道路の中央に水路を通す工夫もされていました。

こうしたことは一例で、高島市の各集落を回ってみると、清らかな湧き水が集落内を流れ、そこには鯉が泳ぐ様子が見られ、上水道が整備されるまでは、集落内を流れる水を生活用水として活用されていたであろう様子がうかがえます。

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また、最近では農薬や化学肥料を使う農業の反省から、無農薬農業や減農薬農業に取り組んだり、琵琶湖に流れる農業の濁水を最小限にする為の工夫や、更には ドジョウや蛙、その他の昆虫類が住める様な田んぼを復活させる “生きもの田んぼ米” といった取り組みが行われています。

こうした知恵や仕組みは、「上流で水を使う人は下流で使う人のことを考えて水を汚さない」。 そして「下流で水を使う人は、上流から汚い水は流れてこないはず。」という「思いやりの気持ち」と「信頼の気持ち」とで成り立っていますが、琵琶湖周辺と 淀川水系に暮らす人々との関係を考えたとき、同じことを もっとスケールを大きくして成り立たせる必要があると考えられます。

 

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