高島市の歴史概観

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【古墳・飛鳥・奈良・平安・鎌倉】

【室町・安土桃山・江戸 時代・近代】


 

高島市の歴史を振り返ってみると、3世紀までに安曇海人が安曇川のデルタに住み着いたと考えられています。 この「安曇(あど)」という言葉や地名は「あづみ」などとして日本各地にみられるとともに、「海人(あま)」は、海を渡って日本に渡来してきた漁民のこと を指すことから、安曇海人は、大陸から朝鮮半島を渡って日本に住み着いた人達のことを言うとされています。
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この高島の地に古くから安曇海人が住んでいた理由を考えると、高島が、日本海沿岸の敦賀や若狭と1000mに満たない低山で接していて 往来が比較的容易であったことや、琵琶湖を経由することで都へのアクセスに都合が良かったことなどから、琵琶湖西岸の湖上・陸上ルートが、大陸から日本 海・日本海沿岸を経由して都への国際航路の一部として組み込まれていたことが考えられています。

その後、古墳時代には、高島の地で継体天皇が誕生しており、多数の古墳や古墳群が発見されています。 そして、飛鳥時代に入って672年の「壬申の乱」では、高島の三尾(現在の乙女ヶ池周辺)が戦場となって大津京が滅びるに至ります。

また、奈良や京都に近く、琵琶湖という湖上輸送ルートがあった近江の国は、都で必要とする大量の建築資材(材木など)や食料・燃料を供給する地と して非常に都合が良く、各種の物資の供給拠点として栄えました。 奈良時代後期の記録には、高島山作所として「小川津」があったという記録が残っていますし、安曇川での筏流しも発達し山間部から琵琶湖岸への木材の積み出 しも盛んに行われてきました。

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更に、8世紀から9世紀にかけて渤海国との交易が盛んになると、国際航路としての琵琶湖西岸湖上交通は益々重要度を増して発展したと考えられています。 この頃、惠美押勝(藤原仲麻呂)が高島郡に製鉄所の権利を与えられていたという記録もあり、大陸からの最先端技術や文化が琵琶湖西岸の高島に入ってきてい たことが分かります。

鎌倉時代から室町時代にかけては、近江国の守護 佐々木一族が高島郡で活躍し、京都にいた天皇が、政治的に窮地に陥ると 京都の背後にある朽木に度々隠れていたという記録も残っています。

やがて、戦国時代に突入していくと、織田信長は全国統一の為には、琵琶湖を有する近江の国を制圧することが最重要と考え、安土城・坂本城・長浜城 に加えて高島の地に大溝城を築き、琵琶湖を4つの城で固めました。 そして、全国統一に向けて湖北の浅井や、北陸の朝倉攻めを行うわけですが、その出兵時に高島の地を通過し、また焼き討ちにしたり、高島の土豪を利用したり と多くの足跡を残しています。

本能寺の変の後、豊臣秀吉も全国統一の為に琵琶湖水運や近江国の活用が重要と考えていたようです。

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そして、江戸時代に入ると、北陸や東北、蝦夷地から京都・大阪方面への物資輸送の為に琵琶湖西岸ルートが重要となり、敦賀・若狭と七里半街道や九 里半街道でつながっていた高島郡の海津浦、今津浦、大溝湊などが大変栄えました。 その後、江戸中期になると、瀬戸内海ルートが整備されたことから、琵琶湖ルートの役割は低下しましたが、江戸時代後期に外国の船が日本近海に度々出没する 様になったことから、再度復活する様になりました。

今では、琵琶湖の北西部の不便なところの様に思われている高島市ですが、このように 古代から昭和の中頃までは、奈良や京の都、そして大阪や京都といった大消費地への物資供給拠点として、また物資の供給中継ルートとして非常に重要な役割を 担っていた歴史があります。 そうしたことから、この高島市には古代から近世に至るまでの様々の遺跡や文化遺産が沢山残っているのです。

そして幸いなことに、昭和40年代から始まった高度成長期においては、高島では大規模開発がされなかったことから、京阪神や中京方面から1時間から2時間のところに、緑豊かな自然と共に、貴重な歴史・文化遺産が素朴な状態で今も残っているのです。


 

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