【高島市歴史散歩】 新指定の文化財 高島硯の製造用具

高島市教育委員会は、高島市文化財保護審議会の答申を受け、本年3月25日、「高島硯(たかしますずり)の製造用具」110点を高島市有形民俗文 化財として指定しました。内訳は、硯石の原石を刃金により人力で裁断する「二人挽き鋸(ふたりびきのこ)」2点、硯の内側を掘る「鑿(のみ)」11点(柄 付)、「鑿の刃」67点、文様などを掘る「細工鑿」11点、原石の調整に使用した「小鏨(しょうたがね)」5点、硯の表面を調整する「砥石(といし)」類 4点、作業台1点、未製品9点で、いずれも平成13年まで硯製作を続けられていた「雀養軒(じゃくようけん)」の四代目土井惣左衛門(どいそうざえもん) さんが保管・使用・製作されていたものです。

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二人挽き鋸は、自ら鋼(はがね)を焼きいれ、打ち込み、目立て作業をこなしていました。硯職人は鍛冶屋(かじや)でもあったのです。

鑿には平鑿(ひらのみ)、中巾(なかはば)鑿、刳(く)り鑿、丸鑿、隅取(すみと)り鑿、隅刳(すみく)り鑿など製作工程ごとに使い分けられており、職人自身が使い勝手のいいように鑿の刃や柄も自家製であったことがわかります。

砥石には角を落としたり、表面・裏面の研磨、隅の調整などに使用する荒砥石、墨を磨る面(陸)を磨く砥石、縁や磨った墨を溜める部分(海)などを 仕上げる砥石などがあり、特に陸の部分は墨がよくおりる様に仕上げる必要がありました。現在、高島硯の生産は行われていませんが、高島の地で盛衰した一産 業の歴史と技術を明らかにし、記録として残すために今回その製造用具について市の有形民俗文化財として指定を行いました。

今後、高島硯の製品類についても、この地域の特色を示す貴重な文化財としてこれからも収集につとめ、保存・公開していきたいと考えています。

【高島硯とは】

 江戸時代に全国ブランドとして流通した高島硯※は、阿弥陀山から産出する良質な粘板岩(ねんばんがん)で製作されていました。硯生産の盛期は明治 から大正中頃までで、それ以降は硯材を採石する坑道掘りの困難さから地元材が枯渇し、宮城県雄勝(おがつ)産の玄昌石を移入して生産が行われた時期があり ました。大正の末には人造石が出現したことやペンの普及などから、生産は急減していきました。昭和40年代以降は土井氏をはじめ4名の方が採材地で選別し た残滓(ざんさい) 物の中から比較的良質の石材を使用し製作を続けられていましたが、いずれも専門業ではなく、それぞれ本業をもった立場で、各地の問屋からの特別注文や、土 産物・贈答品としての注文が多かったようです。

出典:広報たかしま 平成26年9月号

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