【高島市歴史散歩】 東京国立博物館と馬塚古墳

東京上野にある東京国立博物館は、明治5(1872)年に創設された日本最初の博物館です。日本と東洋の美術品や考古資料の収集保管、展示、調査研究を目的としており、国宝や重要文化財など多くの資料が所蔵されています。

この東京国立博物館には、高島市音羽字馬塚に所在する「馬塚古墳」で出土したとされる土器が所蔵されています(写真1)。残された記録には、「出 土地:高島郡大溝町大字音羽小字馬塚27番地の2、発見年月日:昭和10(1935)年2月15日、受理次第:昭和11(1936)年6月10日 滋賀縣より購入」と記載されており、馬塚古墳は早くから認識されていたことがわかります。

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昭和60(1985)年には、ほ場整備に伴う本格的な発掘調査が実施されています。当時の馬塚古墳は、畑地に15メートル×12メートルの長方形 状の土盛りと石室の石材が残っていました。調査では、周溝とよばれる古墳の外側をめぐる溝と土器(須恵器)が出土し、6世紀後半の直径28メートルを測る 円墳であることがわかりました。

昨年10月には、隣接するしろふじ保育園のグラウンド拡張に伴い、これまで未調査であった土盛り範囲を中心に調査が実施されました(写真2)。こ の範囲は、古墳のほぼ中央に当たり、大きな石材が露出することから、「横穴式石室」の存在が想定されました。調査は、石室の残存状況の確認を主な目的とし ていましたが、元の位置を留めている石材は確認できませんでした。出土した石材には、くさびの跡を残し割られた石が多かったことから、石室石材は石取りに よって、多くが持ち出されていることが判りました。出土した土器には、本来は横穴式石室に副葬されていた須恵器の破片が多く含まれていたことから、石取り の影響は石室の内部まで及んでいたものと考えられます。東京国立博物館には、石取りの際に完全な形で出土した土器が所蔵され、割れて破片となった土器は破 棄されてしまったのかも知れません。

これ以外にも東京国立博物館には、高島郡勝野村出土品や水尾村大字鴨字宿鴨稲荷山と記録される資料が明治時代に所蔵されています。これらの資料が どのような経緯で所蔵されるに至ったかは定かではありませんが、大切に後世に引き継ごうとした高島の先人の想いが、今日に伝わる考古資料でもあります。

出典:広報たかしま 平成26年2月号

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