【高島市歴史散歩】朽木陣屋(じんや)の御殿(ごてん)に付属する土蔵(どぞう)・台所・馬屋(うまや)

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朽木陣屋は、江戸時代に旗本(はたもと)であった朽木氏の屋敷で、高島市朽木野尻に所在します。

この陣屋内の様子は、大正11年に作成された見取図から推測することができます。昭和58年度に行われた発掘調査では礎石建物跡(そせきたてものあと)が発見され、25,706平米の範囲が朽木陣屋跡として滋賀県の史跡(しせき)に指定されました。

また、平成12年度の調査では、室町時代から機能していた堀・道・橋も見つかり、朽木氏の屋敷は、江戸時代末まで位置や規模をほとんど変えずに続いていたと考えられています。

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そして、平成20年度には、遺構の保存状況や内容を確認する目的で、陣屋中枢部の発掘調査を実施しました。結果、土蔵と考えられる石列(いしれつ)、台所や馬屋(うまや)と考えられる礎石建物跡や石敷(いしじき)が見つかりました。建物跡は規則的に配置されていました。

土蔵は建物の基礎となる約40cmの川原石が直線的にならび、その外側には礫敷があり、犬走りと考えられます。土蔵の規模は、この犬走りの長さから桁行(けたゆき)8間(15.76m)以上と推測されます。[ 参考;1間=6尺5寸= 約1.97m ]

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台所は、調査区の北面で見つかりました。この石敷の石は、上面をそろえ規則的に配置されていますが、熱を受けたために赤く変色し、割れていまし た。石の配置や広がりから、かまどと焼き物(焼き魚など)や煮物(鍋をゴトクの上にかける)を行う長囲炉裏(ながいろり)と考えられています。

一方、調査区の南面では馬屋が見つかりました。一般的に馬をつなぐところは、おおむね1頭につき、間口2.1?2.4m、奥行4m程度とされ、重 い馬体を支えるために、土間(どま)に礫(れき)を敷きつめ、その上に板の床が設けられます。ここで見つかった礎石(そせき)の柱間も、8尺(約 2.4m)あり、その中に礫敷(れきじき)が認められました。また、馬屋に属する井戸跡も見つかっています。

これらの遺構は、出土した土器から18世紀後半から19世紀前半に位置づけられ、陣屋の最終段階のものと思われます。

また、これらは御殿に付属する建物と考えられます。

見取図には、御殿の南面に馬屋が記されていることから、御殿は馬屋や台所の北方にあり、礎石などの遺構が残っている可能性が高いことが指摘されています。今後、適切な保存・活用が望まれる遺跡であるといえます。

出典:高島市発行「広報たかしま」平成25年4月号

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