【高島市歴史散歩】阿弥陀(あみだ)山と太山寺(たいさんじ)

 
 

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阿弥陀山は、比良山系の最北端に位置しています。標高454mの山頂からは、広大な平野や琵琶湖、条件がよければ対岸まで一望することができます。

この山は、古くから西方浄土の信仰の対象とされ、地元の人々だけでなく、湖東の人々からも信仰されていました。

山麓にある三田(みた)集落は、かつて「弥陀畷(みだなわて)」と呼ばれ、のちに「弥陀(みだ)」を「三田」の字に改めたとされています。「畷」 は一本の道のこととされ、阿弥陀山が繁盛(はんじょう)していた時の通行路であったことから、「弥陀畷」と呼ばれたと推測されています。また、三田集落の 西方の共同墓地にある三昧(さんまい)鳥居は、阿弥陀山を西方浄土(さいほうじょうど)に見立てて、そこに旅立つための入口と伝えられています。

阿弥陀山の名前は、江戸時代に記された郷土誌『近江輿地志略(おうみよちしりゃく)』によると、昔、この山の上に阿弥陀山 太山寺という寺があったことに由来します。太山寺は、聖徳太子の創建と伝えられ、のちに「高島七(なな)か寺」の一つにも数えられます。中世の古文書であ る『朽木家古文書(こもんじょ)』には、元弘(げんこう)3年(1333年)や建武(けんむ)2年(1335年)、文明(ぶんめい)16年(1484年) に太山寺の名が見られます。また、慶長(けいちょう)7年(1602年)の田中郷の検地帳(けんちちょう)には、実松坊(じっしょうぼう)、法泉坊(ほう せんぼう)、奥院(おくのいん)、大仙坊(だいせんぼう)、梅本坊(うめもとぼう)などの地名が見られることから、中世には、多くの寺坊が存在していたことがうかがえます。中野の集落にある太子堂(たいしど う)は、もとは太山寺の一堂でしたが、織田信長の焼き打ちに遭い再興されたものです。太子堂には、聖徳太子の絵伝(えでん/社寺の縁起や高僧の伝記など を、連続する絵と詞書きで示したもの)や画像(高島市指定文化財)が残されており、絵伝の最後には、太山寺創建の一場面が描かれています。

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太山寺の遺構は、阿弥陀山の南側中腹の字名「阿弥陀山」、通称「 御屋敷(おやしき)」と呼ばれる範囲に広がります。最高所に位置し、最も広い本堂と考えられる平坦地に向かって、石段の道がのび、その両側に坊院(ぼうい ん)と考えられる平坦地が階段状に並びます。また、一帯には堀切(ほりきり)や土塁(どるい)など防御のための遺構も見られることから、戦国時代に、城郭 として改修された可能性も考えられます。 本堂跡には、石積の基壇(きだん)が残るとともに、礎石(そせき/建物の柱を立てる石)が整然と並び、見る人を圧倒します。

出典:高島市発行「広報たかしま」平成24年8月発行

阿弥陀山

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