【高島市歴史散歩】「高島音頭」を伝える 新資料発見!

 
 

高島市内に古くから伝わる盆踊り歌として知られる「高島音頭」は、現在も地域ごとの特色を残しながら、それぞれの地域の皆さんや保存会の人たちによって伝承され、8月から9月ごろにかけて各地で櫓(やぐら)を囲んで盆踊りが行われています。

この「高島音頭」に関係する珍しい資料が、先日、市内の個人宅で発見され、「高島音頭」伝承の一過程をうかがい知ることのできる資料として注目を集めました。

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発見された資料のうち、和綴じ本の2冊は、文久(ぶんきゅう)3年(1863)の奥付(おくづけ)がある「風流音頭(ふうりゅうおんど)集」と、 同じころの作成と思われる「三下(みくだ)り音頭本」で、これらには「武者つくし」、「役者つくし」、「嶋(しま)つくし」、「十二月」といった、古い時 代から用いられていたといわれる「高島音頭」の歌詞が「上(うえ)」・「下(した)」などの調子とともに書かれています。末尾には使用していた人の名前が 書き入れられており、音頭をとる人にとって、貴重なテキストとして大切に保存されてきたものであることが分かります。

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また表紙に「高島音頭振興会関係書類」と書かれた簿冊(ぼさつ)には、現在今津町を中心に活動を続ける「高島音頭保存会」の前身である「高島音頭 振興会」が、昭和10年代に受け取った出演依頼や、作成した書類の控え等が綴じられていました。この中の内容を詳しく見ていくと、昭和11年8月12日に 近江今津駅前で踊り大会があり、江若鉄道臨時列車や臨時バスが運転され、花火が打ち上げられたこと、また昭和16年以降は、多賀大社や近江神宮の祭礼など に、「高島音頭」が奉納されるようになったこと等が分かります。さらに、この当時、作成されたと考えられる「高島音頭出演者注意事項」には、時代を反映し て、歌詞は「伝統的日本精神ノ昂揚ニ資シ得ルモノヲ選」ぶことや、踊りは「国民の健全娯楽トシテ恥カシカラヌ様注意」することなどが書かれています。

ただ、そうした中でも、娯楽の少ない時代において、盆踊りは人々の大きな楽しみであったらしく、昭和10年ころからは、ラジオで「高島音頭」が全国に放送されることがたびたびあり、14年には、スタジオでの録音が海外放送にも使用されたことが記されています。

このように、何かのきっかけで残されていた資料から、これまで知られていなかった歴史の一部が明らかになるのは大変興味深いことであり、今回発見された資料は、「高島音頭」伝承の歩みを伝える貴重な資料として、市に寄贈されることになりました。

出典:高島市役所発行「広報たかしま」平成23年9月号


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