【高島市歴史散歩】「針江・霜降の水辺景観」重要文化的景観に選定

新旭町針江・霜降は、安曇川によって形づくられた扇状地(せんじょうち)の中央部に位置する集落で、周辺には豊富な湧水(わきみず)を活用した水田が広 がっています。ここでは湧水を利用した独持の生活が営まれるとともに、集落・河川・水田・ヨシ帯等が一体的な水環境を形成する貴重な地域であり、平成22 年8月5日に『高島市針江・霜降の水辺景観』として市内で2つ目となる重要文化的景観に選定されました。

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針江・霜降地区では、針江大川と小池(こいけ)川など大小の川が流れていて、地域の北東部で合流し「中島」とよばれる内湖(ないこ)に流れ込んでいます。

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内湖に集められた水は、いったん貯留(ちょりゅう)され、水の中に含まれる栄養分は、内湖の底に沈殿(ちんでん)し、比較的きれいになった上澄 (うわず)みの水だけが、琵琶湖へ流れ出す仕組みになっています。また、溜まった汚泥(おでい)は水田造成の客土(きゃくど)に、水底の水草は田舟(たぶ ね)で運ばれ、田植え後の追肥(ついひ)とされました。

これらの河川と内湖で行われた生業活動から、「集落?河川?水田?内湖?琵琶湖」をつなぐ、この地区全体の水環境システムが見えてきます。日々の営みは、すべてつながりがあり、身近な自然を「利用しながら手入れするシステム」が作り出されてきました。

「利用しながら手入れするシステム」は、地域内のあらゆる場所をつなげる空間的仕組みにもなっています。そしてカバタ、ヨシ帯などが結びついて全体で一つの「文化的景観」を作り上げています。

その中でも、カバタのある風景は、湧水が豊かな針江・霜降の象徴といえるもので、現在も生活の一部として使用されているものが多く、伝統的な水とのかかわり方を残す数少ない地域といえるでしょう。

人と水との深いかかわりのなかで残されたカバタ、そのカバタに新しい命を吹き込み、新しく文化として再生させようとするうごきが始まろうとしています。そこには、大きな財産として次代に受け継いで行こうという地域の共同意識の深まりが感じられます。

出典:高島市役所発行「広報たかしま」平成22年10月号

針江

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