【高島市歴史散歩】「鯖街道」の最短ルート 根来峠

 
 

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高島市の西北端にあたる朽木針畑地域の小入谷と福井県小浜市の上根来(かみねごり)を結ぶ道は、小浜で陸揚げされた鯖を始めとする海産物を京の都へ運んだ 数ある「鯖街道」の中の最短ルートと知られ、昭和初期ころまでは、荷物を背負ったたくさんの人が行き交ったといわれています。県境の峠は、根来峠(ねごろ とうげ)と呼ばれ、最近では中央分水嶺・高島トレイルの主要ポイントとしても知られ、訪れる人が多くなっています。

峠には、祠(ほこら)にまつられた地蔵と「大乗妙典 一石一字塔」と記された細い自然石が建っています。一石一字塔とは、偏平な子石等に経文を書 写して埋めた場所に建てられたもので、石に刻まれた文字からは、寛政9年(1797年)に針畑の住人である林彦大夫の書写・埋納によって建てられた一石一 字塔であることが分かります。

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また、峠をこえた福井県側には、小さなお堂に祀(まつ)られた地蔵と山中には珍しい井戸があります。井戸には弘法大師がその場所を人々に教えたものである という言い伝えが残り、多くの旅人ののどを潤したであろうことが想像できます。人の往来が多かった時期には、井戸の隣には茶店があったともいわれていま す。

一方、滋賀県側の峠の入口には「焼尾地蔵」とよばれる地蔵が祀られています。この焼尾地蔵の名前は、昔、針畑の村人が峠越えの途中で、この地蔵に 「おれの家を燃やすことができるか」と挑発すると、村人が帰るまでに自分の家が火事になっていた、という伝承から名付けられたものといわれています。針畑 の人々は、それ以来この地蔵の霊験を信じ、大切に守り伝えるようになったといいます。

このように、峠やそこに至る峠道の周辺には、峠を開いた人や峠道を通った人々の信仰にかかわる文化財がたくさん残されています。それらからは、電 車や車のない時代、荷物を背負って山道を行き来した旅人たちの、峠を無事に越えることができるように、という切実な思いをうかがうことができます。

出典:高島市発行「広報たかしま」平成21年1月号

小入谷

 


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