【高島市歴史散歩】安曇川がつなぐストーリー 

 
 

●安曇川沿いに走る若狭街道

 琵琶湖へ注ぐ水のほぼ3分の1を生み出す高島市は県下最大の水源地域です。源流で生まれた豊かな木材は、奈良や京都の都に運ばれるなど、その繁栄の礎を支えてきました。

中でも湖西地域最大の流域面積を誇る安曇川は、朽木生杉(おいすぎ)の針畑川(はりはたがわ)上流や京都市左京区の百井(ももい)峠を水源に比良山地と丹波高地に挟まれながら北流し、高島市に至ります。この安曇川の流れに沿うように「京は遠ても一八里(約72㎞)」と唄われた若狭と京都を最短で結ぶ、若狭街道が走ります。この道を通って、一昼夜をかけて運ばれ塩漬された鯖は、良い塩梅(あんばい)として海浜(かいひん)のない京都の人々に珍重され、古くから多くの人々や物資がこの街道を行き交いました。このことから「鯖の道」若しくは「鯖街道」とも呼ばれています。

この若狭街道は、戦国時代には、織田信長が北陸の朝倉氏討伐の際に、湖北の浅井氏の裏切りにより窮地に追い込まれ、命辛々(からがら)、都へ逃げる際にも利用されました。現在、朽木三ツ石には、この時に信長が身を隠したと伝わる隠れ岩が残り、解説板が設置されるなど地元で大切にされています。

●生活に息づく安曇川の恵み

 安曇川の流れは、鎌倉時代から明治時代の廃藩置県まで朽木一円の領主であった朽木氏の居館付近(朽木陣屋跡)で琵琶湖に向けて流れを東に変え、高島平野を形成し、豊かな田園風景を構成します。安曇川右岸の泰山寺野台地には、継体天皇の父 彦主人王(ひこうしおう)の陵墓参考地とされている田中王塚古墳が分布し、左岸の饗庭野台地には高島七頭の惣領家の居城である清水山城館跡が築かれるなど、その時々の支配領域から安曇川を眼下に望むことができます。

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そして安曇川からの伏流水は湧き出て、「かばた」(かわと)として、今の生活に息づくとともに、全国シェア9割を誇る扇骨は、かつては安曇川の竹材が利用されるなど、安曇川を中心とした「水と人々の繋がり」は今でも大切に受け継がれています。

●日本遺産第1号の構成要素に

 これら水との繋がりは、私たちにとっては日常的な光景ですが、その営みや生活文化が評価され、昨年文化庁により制定された日本遺産の第1号として認定された「琵琶湖とその水辺景観~祈りと暮らしの水遺産」の構成要素の一つとして、「重要文化的景観 針江・霜降の水辺景観」が含まれています。

これらの認定は、水との関わりある営みが今もなお息づいているなど、身近にある生活や文化の重要性を改めて私たちに気づかせてくれるものです。

※「日本遺産の第一号」とは、平成27年度の初の認定には全国からの83件の応募のうち、18件が初の認定となりました。高島市内からは、「針江・霜降の水辺景観」「大溝の水辺景観」「海津・西浜・知内の水辺景観」の3つの重要文化的景観のほか、白鬚神社、シコブチ信仰が構成要素に含まれています。

出典:広報たかしま 平成28年5月号

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