【高島市歴史散歩】琵琶湖八景(はっけい)の誕生

 
 

琵琶湖八景

皆さんは、「琵琶湖八景」をご存知でしょうか。「琵琶湖八景」というのは、昭和24年(1949年)6月に、滋賀県と琵琶湖観光協会が新たな名所を選んで観光の振興に役立てることを目的に選定した、8か所の景観地のことです。高島市内では、「暁霧(ぎょうむ) ―海津大崎の岩礁(がんしょう)」が含まれています。

江戸時代の景観地「近江八景」

 滋賀県での八景としては、古くから伝わる「近江八景」が有名で、これは、江戸時代初頭に関白・近衛信尹(このえのぶただ)が中国湖南省の洞庭湖(どうていこ)および湘江(しょうこう)から支流の瀟水(しょうすい)にかけてみられる典型的な水辺の情景を集めて描いた瀟湘八景図(しょうしょうはっけいず)にならって選んだものといわれています。

「石山秋月(いしやまのしゅうげつ)」、「瀬田夕照(せたのせきしょう)」、「粟津晴嵐(あわづのせいらん)」、「矢橋帰帆(やばせのきはん)」、「三井晩鐘(みいのばんしょう)」、「唐崎夜雨(からさきのやう)」、「堅田落雁(かたたのらくがん)」、「比良暮雪(ひらのぼせつ)」という地名と情景を合わせた景観は、江戸時代後期の浮世絵師・歌川広重(うたがわひろしげ)が描いた名所絵によって、全国的に知られるようになりました。

琵琶湖中心の観光振興を 「琵琶湖八景」の誕生

 しかし「近江八景」の選定地は、現在の大津市・草津市という県の南部に偏っていることから、戦後、琵琶湖を中心とした観光振興を進める県が、県内全域から新しい観光名所を選ぼうと企画したのが「琵琶湖八景」でした。

「琵琶湖八景」の候補地は、公募され、応募総数は31,674件にもなりました。この中から慎重な検討がなされ、さらに現地視察を経て、選定されたのが、「月明(げつめい) 彦根の古城(こじょう)」、「涼風(りょうふう) 雄松崎(おまつざき)の白汀(はくてい) 」、「新雪(しんせつ) 賤ヶ岳(しずがたけ)の大観(たいかん)」、「煙雨(えんう) 比叡(ひえい)の樹林(じゅりん)」、「新緑(しんりょく) 竹生島の沈影(ちんえい)」、「夕陽(ゆうよう) 瀬田・石山の清流(せいりゅう)」、「春色(しゅんしょく) 安土・八幡の水郷(すいごう)」そして「暁霧 海津大崎の岩礁」という8か所でした。

高島市の魅力を古くから伝える「暁霧―海津大崎の岩礁」

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「海津大崎の岩礁」は、マキノ町海津大崎付近の湖岸または湖中で多くの花崗岩が露出した独特の景観を示していて、この付近は、昭和11年(1936年)に桜が植樹され、現在では「日本のさくらの名所百選」にも選ばれる海津大崎の桜並木とともに、市内随一の美しい景観地として有名です。また近年では、平成20年に海津から知内へ続く湖岸一帯が「高島市海津・西浜・知内の水辺景観」として国の重要文化的景観に選定されたほか、今年の4月には、新たに誕生した「日本遺産」の構成文化財にもなりました。

このように、早くから景観地として知られてきた海津大崎付近は、近年の制度や選定により、風景の美しさと共に文化財としての価値が認められるようになり、ますますその魅力を高めています。


出典:広報たかしま 平成27年12月号

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